2005年 10月 31日
バスクの伝統的なお家 Caserio |
わたしの住んでいるサンセバスティアンが位置するバスク地方。
スペインの北東部、フランスとの国境に接するこの地は独自の文化を持つ、
スペインの中でも、一般的にイメージするスペインとはまったくかけ離れたところです。
スペインのイメージといえばサンサンと照りつける太陽、
乾ききった黄色い大地に咲き誇るひまわり、
情熱的なフラメンコにパエリア、といったところでしょうか。
そこでバスクは、といえば
雨降りが多く、湿気もそこそこにあり、
たくさんの雨のお陰で山々には緑が覆い茂り、
しかもバスク語という一般的に喋られているカスティージャ語とは似ても似つかず、
更には起源すら謎に包まれているという言葉を喋るのです。
バスクの文化などについてはここでも折々触れて生きたいと思っていますが、
今回はバスクの伝統的なお家、Caserio-カセリオーについてお話します。
カセリオとは日本で言ういわゆる農家、見たいなもの。
たいていが広い畑を持っていたり、家畜を飼っていたり。
古いカセリオに先祖代々住む家族もいますが、
最近では土地を買って、新しくカセリオを建てて田舎暮らしを楽しむ人も多いそうです。
いわゆるスローライフ、と言ったところでしょうか。
カセリオはバスクカラーの赤もしくは緑を使ったものが多く、
フランスに近づけば近づくほど、こういったお家が多く見られます。
この写真はうちのお店のオーナーのカセリオ。
とても大きくて、地下にはなんとシドラというこの地方のお酒を作る酒造所まであるのです。
また市場にはカセリオから毎朝届けられる新鮮な野菜が並びます。
野菜だけでなく、卵やお肉もカセリオ産がたくさん売られています。
バスクとカセリオは切っても切れない関係。
わたしもいつかはカセリオでスローライフ、なんてのもいいなぁなんて思ってしまいます。
スペインの北東部、フランスとの国境に接するこの地は独自の文化を持つ、
スペインの中でも、一般的にイメージするスペインとはまったくかけ離れたところです。
スペインのイメージといえばサンサンと照りつける太陽、
乾ききった黄色い大地に咲き誇るひまわり、
情熱的なフラメンコにパエリア、といったところでしょうか。
そこでバスクは、といえば
雨降りが多く、湿気もそこそこにあり、
たくさんの雨のお陰で山々には緑が覆い茂り、
しかもバスク語という一般的に喋られているカスティージャ語とは似ても似つかず、
更には起源すら謎に包まれているという言葉を喋るのです。
バスクの文化などについてはここでも折々触れて生きたいと思っていますが、
今回はバスクの伝統的なお家、Caserio-カセリオーについてお話します。
カセリオとは日本で言ういわゆる農家、見たいなもの。
たいていが広い畑を持っていたり、家畜を飼っていたり。
古いカセリオに先祖代々住む家族もいますが、
最近では土地を買って、新しくカセリオを建てて田舎暮らしを楽しむ人も多いそうです。
いわゆるスローライフ、と言ったところでしょうか。
カセリオはバスクカラーの赤もしくは緑を使ったものが多く、
フランスに近づけば近づくほど、こういったお家が多く見られます。
この写真はうちのお店のオーナーのカセリオ。
とても大きくて、地下にはなんとシドラというこの地方のお酒を作る酒造所まであるのです。
また市場にはカセリオから毎朝届けられる新鮮な野菜が並びます。
野菜だけでなく、卵やお肉もカセリオ産がたくさん売られています。
バスクとカセリオは切っても切れない関係。
わたしもいつかはカセリオでスローライフ、なんてのもいいなぁなんて思ってしまいます。
by waltz-life
| 2005-10-31 16:07
| バスクのおはなし