2007年 08月 10日
生かテレビか |
トゥール・ド・フランスを見てすっかりはまってしまった自転車競技。
そんなわたしに友達が招待券をくれたので、見に行ってきました。
トゥールが終わってまだ1週間も経っていなかった先週の土曜日、
サンセバで行われたClasica San Sebastian
過去にあの、ランス・アームストロングも走った伝統のレースの1つです。
ゴール付近、関係者専用の一等席にいたものの、
ゴールしてくる選手たちがあまりに早くて、いい写真が撮れませんでした。
ならば名誉挽回!と表彰式はプロのカメラマンに混じって一番前でカメラを構えていたわたし。
(日本のメディアと思われていたかも...笑)
優勝したのはイタリア人のLeonardo Bertagnoli
バスクのベレー帽がトロフィー、花束と共に授与されました。
左から順に2位のスペイン人Juanma Garate
優勝したイタリア人、
白いユニフォームを着ているのは今期ツアー現在トップのDanilo Di Luca
3位はわたしもファンのスペイン人Alejandro Valverde
この後シャンパンシャワーの攻撃にカメラを守るのに必死でした。
表彰は●●賞、■■賞と続き、彼の登場で観客の歓声はピークに。
白いポロを着て、トロフィーを渡している彼は、Miguel Indurain。自転車ファンならば名前くらいは聞いたことのある彼は、91年から95年にわたってトゥール・ド・フランスを制した選手。
わたしも実際に見たのは初めてだったのだけれど、予想以上に背も高く、がっちりしててちょっとびっくり。それでも未だに多くのファンがいて、温かい拍手で迎えられていました。
(表彰式の後、彼が近くにいたのでミーハーな私たちは一緒に記念撮影もしてもらいました。こういう時、カメラ持ってて日本人って特ね)
自転車競技の何が好きかって、例えば何台もの自転車が一緒にコーナーに入る時に生まれる
ウェアーと自転車の色の組み合わせ。
色が流れるように、駆け抜ける。
選手の足がスラーっと伸びて、ぶつかってしまうのではないかと心配になるが、
そこは全て計算されていてサッと駆け抜けていく。
その選手たちの様子を、ヘリコプターから撮影した時。
舞台は山の下り坂。
緑茂った山々を流れ落ちていく何色ものリボン。
始めて見た時、こんなに素敵な映像は見たことない!とまで思ってしまいました。
自然ではなく、人間が作り出すイメージがこんなに美しいとは。
それでもこの美しさの裏側には、選手の過酷な戦いが潜んでいる。
なんともドラマティックです。
今日の教訓 : 自転車競技はゆったりとテレビで見るべし
by waltz-life
| 2007-08-10 16:09
| すきなもののおはなし