2007年 10月 13日
バスクでスペインを感じた夜 |
スペインは昨日から3連休。
昨日12日はDia de la Hispanidadといって、
首都Madridでは国王一家総出、軍隊のパレードありのお祭り。
なのでもちろんここ、バスクではそんな日を大々的に祝うこともなく
(それでもちゃっかり祝日ではあるのだが)
逆にバスクの独立派が暴動なんて起こしちゃって、
街のゴミのコンテナを燃やしてみたり、銀行のATMを燃やしてみたり
街はもう黒い煙に覆われて、上空はヘリが飛ぶやら、
後で夜のニュースを見てみたらいつもの街が見たこともない姿に変わっていて
本当にびっくりしました。
なのでそんなバスクに住んでいると、
自分はスペインにいるということを忘れてしまう時があります。
逆に言えば、たまにふっと思い出すことが。
“あー、わたしってばスペインに住んでたのね”みたいな感じで。
それがこの間、友達とフラメンコのコンサートに行った時のこと。
夏のジャズフェスの時に通ったBar Altxerriにて行われたのは
Elena Andujarというフラメンコダンサー(シンガーでもある)のコンサート。
後で知ったのですが、彼女日本でも公演をしていたり、
Antonio CanalesやJoaquin Cortesなどフラメンコの世界の大御所と共に
ツアーに出ていたりとかなりの大物でした。
コンサートが始まると聞こえてきたのはフラメンコ独特の手拍子、パルマと
オレーという掛け声。
これを聴いた瞬間、思わず友達と目を合わせてうなずいてしまいました。
“これがスペインだよね”と。
と同時に昔住んでいたサラマンカや、
何年も前に友達と二人で旅行したアンダルシア、Sevillaで見たフラメンコなど
スペインの思い出が蘇ってきて、
“あ、これがスペインだ。わたし、スペインにいたんだ”
ってなんだか変なノスタルジーを感じてしまいました。
そんなわたし達のスペインに対するノスタルジーは置いておいて、
コンサートは素晴らしいものでした。
最初の方は観客もおとなしく聞いていたのですが
(これがアンダルシアの方だったらまた違ったリアクションが見れたんだろうなー)
曲が進むに連れ、観客も盛り上がって、パルマを打ったり掛け声をかけたり。
わたしも“あー、そうそう、これだよ、これ”なんて気分でパルマをパンパン。
Elena Andujarはとてもチャーミングな女性でありながら、
力強いダンスと歌で素敵な夜を演出してくれました。
(コンサート終了後彼女とお話したところ、来年の春辺りに大阪での公演があるとの事)
バスクで感じたスペインの夜。
バスクもいいけど、やっぱりわたしはスペインも好き。
忘れかけていたスペインの魂を取り戻したような気分の夜でした。
昨日12日はDia de la Hispanidadといって、
首都Madridでは国王一家総出、軍隊のパレードありのお祭り。
なのでもちろんここ、バスクではそんな日を大々的に祝うこともなく
(それでもちゃっかり祝日ではあるのだが)
逆にバスクの独立派が暴動なんて起こしちゃって、
街のゴミのコンテナを燃やしてみたり、銀行のATMを燃やしてみたり
街はもう黒い煙に覆われて、上空はヘリが飛ぶやら、
後で夜のニュースを見てみたらいつもの街が見たこともない姿に変わっていて
本当にびっくりしました。
なのでそんなバスクに住んでいると、
自分はスペインにいるということを忘れてしまう時があります。
逆に言えば、たまにふっと思い出すことが。
“あー、わたしってばスペインに住んでたのね”みたいな感じで。
それがこの間、友達とフラメンコのコンサートに行った時のこと。
夏のジャズフェスの時に通ったBar Altxerriにて行われたのは
Elena Andujarというフラメンコダンサー(シンガーでもある)のコンサート。
後で知ったのですが、彼女日本でも公演をしていたり、
Antonio CanalesやJoaquin Cortesなどフラメンコの世界の大御所と共に
ツアーに出ていたりとかなりの大物でした。
コンサートが始まると聞こえてきたのはフラメンコ独特の手拍子、パルマと
オレーという掛け声。
これを聴いた瞬間、思わず友達と目を合わせてうなずいてしまいました。
“これがスペインだよね”と。
と同時に昔住んでいたサラマンカや、
何年も前に友達と二人で旅行したアンダルシア、Sevillaで見たフラメンコなど
スペインの思い出が蘇ってきて、
“あ、これがスペインだ。わたし、スペインにいたんだ”
ってなんだか変なノスタルジーを感じてしまいました。
そんなわたし達のスペインに対するノスタルジーは置いておいて、
コンサートは素晴らしいものでした。
最初の方は観客もおとなしく聞いていたのですが
(これがアンダルシアの方だったらまた違ったリアクションが見れたんだろうなー)
曲が進むに連れ、観客も盛り上がって、パルマを打ったり掛け声をかけたり。
わたしも“あー、そうそう、これだよ、これ”なんて気分でパルマをパンパン。
Elena Andujarはとてもチャーミングな女性でありながら、
力強いダンスと歌で素敵な夜を演出してくれました。
(コンサート終了後彼女とお話したところ、来年の春辺りに大阪での公演があるとの事)
バスクで感じたスペインの夜。
バスクもいいけど、やっぱりわたしはスペインも好き。
忘れかけていたスペインの魂を取り戻したような気分の夜でした。
by waltz-life
| 2007-10-13 11:23
| いったところのおはなし